東京長高会メルマガ2008/6月号

 

東京長高会の皆様

 

東京長高会は関東在住の長野高校出身者による交流会です。

当会は交流を促進するため年に3回の講演会を企画し、

隔月にメルマガを発信しています。

この度は、≪学年だより≫に高校12回卒から

寄せていただきました。

その後、≪春の講演会の要旨≫を記載しました。

最後の≪幹事会だより≫には、秋の講演会をご案内します。

☆☆☆☆☆≪学年だより≫☆☆☆

皆さん、こんにちは。

私は、長高12回生の須田 毅(たけし)です。

12回生は、ご承知の事と存じますが、

幹事や皆さんの協力で全員の「消息」が取れていて、「結束力が強い」ことです。

特にゴルフコンペは、東京では、1月、5月、10月、東京・長野合同で8月行われて

おります。

お互いにゴルフが出来る事の「健康」を確認し、終わった後の一杯の「懇親」

が最高です。

東京・長野大会は、昭和55年より始まり毎年行われ、今年は、28回目になりますが、

815日長野カントリークラブにて行われます。

この日は、遠く大阪からも駆けつけ、お互いの無事を確認し、

高校時代に帰り、懇親会は、盛り上がり、応援歌、校歌を歌いお開きになります。

また、平成171029日「卒業45周年記念同期会」では、

6名の恩師と同窓生44名の物故者法要を行いました。

その様な同窓生の中で、私は、平成154月に相模原市の保守系無所属市議会議員

として61歳で初当選致しました。

なぜ61歳で、といいますと、30年間の地元自治会・公民館・ソフトボールでの

ボランティア活動、37年間勤めた菱電商事(株)の同期生、47年間継続している

東京電機大学時代の尺八部の仲間等永年に渡りそれぞれの分野を「継続」していた

事が大きな「力」となり当選したのだと思います。

相模原市は、平成224月を目標に神奈川県3番目の「政令指定都市」移行の実現を

目指しております。2期目になり、益々忙しい議員活動を行っておりますが、

健康に留意しがんばります。

 

****≪春の講演会要旨≫****

531日(土曜日)14時から虎ノ門パストラルにて「春の講演会」が開催されました。

第1部は本年の担当学年から医師の植田啓様が、第2部は高校19回卒の衆議院議員、

篠原孝様が講演されました。

その後の懇親会には109名の同窓が出席し、盛会の中に締めることができました。

33回の北村秀史さんに講演趣旨をまとめていただきました。

 

第1部「うつからの生還」(講演者:植田啓/ひまわりレディースクリニック院長/33回卒)

仕事に熱心で真面目(素因)などストレスを持ちやすい人こそ、例えば引っ越し

・人間関係の変化など環境因が加わることでうつが発症することになります。

また、更年期の女性はエストロゲンの減少に加えて、両親の介護などの環境変化

により更年期うつが発症することが分かっています。うつ病はセロトニンなどの

神経伝達物質の減少により起きることが判明しており、SRRIなどの薬剤治療

が効果的とされています。うつ病は心の風邪であり、偏見をなくして治療をきち

んと行うことが好ましいといえます。

また、「まあ、いいか。」と思うことが良いと、本人の体験を踏まえて講演が行

われました。

第2部「日本の食糧問題」(篠原孝/衆議院議員/19回卒)

BSE問題、中国毒ギョーザ事件、虚偽表示などの問題が発生し、

日本の食糧問題が一層クローズアップされています。

同氏は1987年に日本で最初に「地産地消」・「旬産旬消」を提唱し、

またイギリスの消費者運動家が提唱したフードマイルズにヒントを得て、

「フードマイレージ」という食と農の距離を縮める考えを日本に初めて紹介しました。

ともに今では広く社会に認知されることとなっています。食品が消費者に届くまでの

輸送エネルギーを減らす地産地消の推進とともに、輸入食糧依存の畜産も

オーストラリアなど現地で行われた方が食料の自給率があがり、

エネルギー負荷も低くなるなど興味深い講演が行われました。

 

<事務局より>

講演の様子をDVDにしました。

植田さん、篠原さん各1本につき実費1000円でお分けしますので

ご希望の方はinfo@tokyo-choukou.com  までご連絡ください。

 

 

※※※※≪佐久間象山肖像画が東京で見れます≫※※※※
古い人は覚えておられますか? 母校の講堂に佐久間象山の肖像があったことを!
確か「質実剛健」の揮毫と並んで掛けられていたのでは。。。
春の講演会で、不忍画廊の荒井一章様(高4回)から、その「佐久間象山」が、
渋谷区立松濤美術館で7月21日まで展示されていると紹介されました。
この肖像画を描いた河野通勢(1895-1950)は同窓で、岸田劉生に「なぜ自分と同じ
世界を描ける人間がこの世にいるのか?」と言わしめた画家と紹介されました。
最近発見された絵や日記を展示するにあたり、母校秘蔵の「佐久間象山」を貸し出した
とのことです。
渋谷区松濤美術館は
   住所:渋谷区松濤2-14-2 TEL: 03-3465-9421
        開館時間:9-17時 (月曜日は休館)
   入場料:300円
 

 

 

※※※※≪幹事会だより≫※※※※

秋の講演会ご案内

来る912日(金)午後630から、テレビ天気予報で親しまれた気象予報官倉嶋厚様

(長野中学41回卒)が講演されます。

会場は虎ノ門パストラル 新館5階ローレルの間で、参加費は7,000円です。

改めて学年幹事からもご案内いたしますが、以下先に直接申し込むこともできます。

  東京長高会連絡係 柳町明敏 e-mail:akitoshi.yanagimachi@ninus.ocn.ne.jp

    東京長高会ホームページ 連絡 e-mail:info@tokyo-choukou.com

倉嶋厚様は大正13(1924)長野市生まれ長野中学41回卒で、

昭和59(1984)気象庁定年退職後、NHK解説委員、現在フリーの気象キャスターとして

現役で活躍されています。

奥様を亡くされ「うつから生還」された一人です。

著書には、「暮らしの気象学」(草思社)、「やまない雨はない〜妻の死、うつ病、それから

(文芸春秋)、「癒しの季節ノート」(幻冬舎)など多数があります。

 

*********≪編集後記≫**********

東京長高会は長野中学から長野高校にかけて同じ舎で学び同じ郷に育ったという糸で

結ばれています。

多くの同窓が故郷を離れ東京を中心とした関東圏で活躍していますが、

時には望郷の念に駆られることもあるかと思います。

そんな時、東京長高会が寄り所となってまた新たな勇気が湧いてくるかもしれません。

そんなことから当メルマガ編集委員会は、同窓の輪を広げていきたいと、暇を見つけて原稿を募集し

定期的にメルマガを発行しております。

金鵄ヶ丘の思い出、故郷のこと、その後の交流、同期会、仕事などなんでも結構です。

原稿を寄せていただけたら幸いです。

また幹事会では、若いころから参加いただけるようにするにはどうしたらよいか思案中です。

ご意見があったらぜひ寄せてください。

 連絡先

東京長高会連絡係 柳町明敏 e-mail:akitoshi.yanagimachi@ninus.ocn.ne.jp

    東京長高会ホームページ  e-mail:info@tokyo-choukou.com

2008625

編集長:小池俊介

編集委員:佐治木幹夫、榎本功子、柳町明敏

  

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