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★★★★★ 東京長高会メールマガジン2013/1 ★★★★☆
東京長高会は関東在住の長野高校出身者による交流の場です。同窓
の交流・親睦のため定期的に講演会を企画し、メルマガを配信しています。
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本年ももよろしくお願いいたします。

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【1】 東京長高金鵄会への名称変更について
【2】  総会・講演会・懇親会開催の御報告
【3】  講演を聞いて 戸谷 好文 様(高校20回)
【4】 講演を聞いて 中村 直靖 様(高校10回)
【5】 卒業30周年プレ東京大会「829」 松宇 正一 様 (高校36回)
【6】 メルマガに御寄稿のお願い
【7】 後記


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【1】 東京長高金鵄会への名称変更について
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                                                幹事長

 一昨年6月の長野の同窓会の総会において同窓会と金鵄会の統合が決議され、
いよいよ本年2月から「一般社団法人長野高等学校金鵄会」が正式発足いたし
ます。これをうけて、昨年秋の学年幹事会で東京長高会でも名称変更をすべき
ではないかと提案がありました。そこで、10月に幾つかの案を付したアンケートを
実施しました。その結果「東京長高金鵄会」がよいとの意見が、の2案(東京
金鵄会、東京長高会(変更せず))に対し大幅に上回っておりました。

 12月の総会において、田中会長から、上記の背景やアンケート結果の説明お
よび「長高金鵄会(長野)の発足とともに本会も“東京長高金鵄会”と名称変更
したい」との提案があり、満場一致で可決されました。

 以上経緯と結果をご報告いたします。会のHPや配布物は2月以降名称を変更
して参ります。なにぶんボランティアで運営しておりますので、ぐに全部の変更
は難しいとおもいますが何卒ご容赦ください。


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【2】 「総会・講演会・懇親会」開催の御報告
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    日 時:2012年12月8日(土)14時〜 (受付開始:13時30分より)
    会 場:コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル
    (中央区銀座6-14-10 Tel:            03-3546-0111       HP: http://www.tobuhotel.co.jp/ginza/
    講演会: 3階 龍田の間 14:00〜16:00

【総会・懇親会】

 名称変更については上記のとおりです。また、活動報告、予決算が満場一致で
承認されました。

 約130名もの参加をいただき盛会でした。来賓は同窓会長の塚田佐様、学校長の
中村公雄先生、新たに同窓会事務局長に就任された桃林聖一氏(22回)、前事務
局長の丸山義範氏(6回)です。塚田氏は長年同窓会長として東京長高会にご来賀
頂いていておりましたが、同窓会の組織と名称が変わる来年2月に退任され、次を
鷲澤現市長に譲られるとのことです。中村校長も三月で定年とのことでした。
お二人の今後のご活躍をお祈りいたします。

また、17回生が長野からも多数見えられ、同期の猪瀬直樹都知事候補(当時)の
ことで気勢を上げておられました。なお、猪瀬氏は過去最多得票で当選されておる
のは皆様ご承知のとおりです。


【講 演】
    <演者> 武者 陵司 氏(高校20回) 株式会社武者リサーチ代表
    「グローバル経済と日本株式の展望」
     まず世界経済金融情勢をどう見るか、リーマンショック以降、世界経済は転換点
     に立つと見られるがどこからどこへ、向かっているのだろうか。史、事実、理論
     から全体像を鳥瞰し、次いで日本経済と投資チャンスを考えてみます。
     「失われた20年」、世界経済危機という二つの歴史的困難に直面し日本に悲観論が
     蔓延しています。その悲観は間違いであることを、歴史、事実、論に基づいて説
     明します。

【講 演】

    <演者> 小林 二郎 氏(高校10回)元フィージー等大使、元バングラデシュ大使
    「外国勤務で学んだこと;がんばろう日本」
    40年近かった外務省勤務で、半分以上の20数年間は在外公館(大使館、総領
    事館)勤務でした。中国、南太平洋、南アジアの国が主でした。外公館の主要任
    務は任国との良好関係維持と邦人保護ですが、在任中は主要任務以外にもその国の
    ことをいろいろと学び、日本についても考える良い機会でもありました。南太平洋・
    南アジアの国には親日国が多く、これらの国で学んだことの一端をお話させていた
    だきます。

総会・懇親会:3階 龍田の間 16:15〜18:00
会 費: 10,000円(含む懇親会費、事務費)


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【3】  講演を聞いて 戸谷 好文(高校20回)
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  「グローバル経済と日本株式の展望」
                           武者 陵司 氏(高校20回)の講演を聞いて

 今回の講演を聞いて、日本経済の低迷・株安の要因が、円高と日銀による金融緩和
政策が不十分なこともあって引き起こされているデフレ状況が、く背景にあること
が分かった。

 また、日米の比較において、米国の思い切った金融緩和策が功を奏して物価上昇の
トレンドを維持し、個人資産も株式に向かって株価上昇をもたらせている。一方で日
本は、特別な政策転換がないまま株価低迷およびデフレが続いているということも良
く理解出来た。

今回の総選挙で政権に返り咲いた自民党安倍総裁も、選挙前に「い将来物価が上
がるというインフレ期待を国民に起こすことが大事。年率2%の物価上昇率の目標を
達成するまで日銀はお札を発行すべき」と主張していた。

 もちろん行き過ぎた金融緩和の副作用で、株や地価が上がれば、資家は日本国債
を売って株や土地にお金を移し、国債の価格が下がり、長期金利上昇。住宅ローンの
利払い増だけでなく、700兆円の借金を抱える国の利払いも膨らみ、財政が立ち行か
なくなる恐れもある。しかしながら、今まで日本という国は、こうした思い切った金
融緩和策をとってこなかった。講演の中で、武者氏も言っていたが、問題解決にあた
り、思い切ったアクションを起こす事が、この国にとって、今もっとも求められてい
ると思われる。もちろん行き過ぎた方向に行ったときの歯止め策は事前に検討して
おく必要があるが。

 国民がこれからは「物価が上昇するのでは」と意識すれば、早めに買い物をしようと
急ぐので、消費は上向き、企業収益も向上し、給料が増えて、消費にまわるという好
循環が生まれる。また、物価上昇を見越して円の価値は下がり、安で輸出企業の業
績は回復し、景気は良くなり、税収増となり、国家財政も良くなる
一方で、金融緩和と円安だけでいいのかというと、まだ考えなければならない点も
ある。

 それは、日本の個人資産1200兆円(高齢者所持比率が高いと思われるが)が、ほと
んど現預金となってタンスに眠っており、消費に回らない状況になっている点である。 
これから増加する医療・年金・介護費用に対する措置として、一応消費増税は決まっ
たが、更に根底にある問題として、今後の年金は現役世代の1人が、1人の高齢者を支
えるという少子化問題もシッカリ対応策を講じ、将来への安心感を植え付ける必要も
ある。

 更に、日本の産業構造も現状の自動車・電気・機械中心から、今後成長が見込めて
日本の得意分野である電気自動車・炭素繊維・IPS細胞等などに政府も強力に推進
し構造転換を図る必要がある。

 これらが確立して人々が安心して現金を消費に回して景気回復に向かうものと思わ
れるが、これらは、すべて時間がかかるが着実にすすめる必要がある。

 武者氏も言っていたが、チャレンジ精神をもって、思い切った金融緩和策を第一歩
として、まずやってみることが大事だと思う。安倍政権に大いに期待したいところで
ある。
                                            平成24年12月18日

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【4】 講演を聞いて 中村 直靖(高校10回)
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  「外国勤務で学んだこと;がんばろう日本」
                          小林 二郎 氏(高校10回)の講演を聞いて

 先日、12月8日初冬の柔らかい日差しが流れる銀座で平成24年度「東京長高会」
が開かれました。

 久しぶりに会場の銀座東武ホテルには10回卒の同期生12人程が同期の小林二郎
君の講演にそれぞれ期待とある種の緊張を持って集まりました。々10回卒の首都
圏地区同期会「山々会」では彼の温厚な人柄は敬愛されています。彼は伝統ある松代
に育ち青雲の志も高く長野高校(入学時は長野北校)に進み金鵄健児として活躍しま
した。

 在校中は生徒会副会長として意義ある青春を過ごし活動に尽力しました。金鵄祭に
フォークダンスを組み込んだのは当時の生徒会の面々でその時のご苦労は後日ご本人
から伺いました。当時から松本深志高校では松本蟻が崎の女生徒を招待して学園祭に
フォークダンスを楽しんでいたようです。金鵄祭でのフォークダンスは現在も続いて
いる様です。

 彼は卒業後、東京外国語大学に進み外交官へと大きな夢を開いていきました。その
後は当日の講演にもありましたが彼の人生20年以上を外交官として中国・南太平洋
諸島・バングラディッシュ等で大使。公使の大役を果たされてきた訳です。

 海外勤務20数年のうち10年以上中国で勤務されて北京、上海、香港等で若き外
交官として活躍されてご苦労されたことと推察されますが現在の厳しい日中関係を思
うと彼の講演の中に深い配慮が見え隠れしたように思えました。

 さて、当日の講演の中で私にとって最も印象的だったのは南太平洋諸国9カ国の全
権大使としてフイージーに赴任された時のお話であったと思います。彼の大使在任中
には我々の同期生がはるばる南太平洋の地に彼を訪ねたと訊きましたが今思えばこれ
こそ男のロマンであったかと思います。講演の中では漫画「冒険ダン吉」のお話を
「酋長の娘」の歌を交えながらエピソードを話してくれましたが当日の参加者の多く
は遠い少年時代を思い返したに違いないと思います。最近現在の若者達が内向きにな
っているとの話を聞きますがダン吉が海を漂流して南国の島に辿り着いて成長してい
くのは漫画と云えども元気の出るお話です。(この冒険ダン吉はモデルになった日本
人が実存しそのご子孫はミクロネシアに居られるようです)

 講演の最後には海洋国家日本についての講演があり改めて我々日本国民は強い海洋
国家を目指すべしと熱く話されていたのは印象的でした。又、技術的・文化的に世界
でも屈指の優秀さを持つ日本がもっと世界のエールに応えるべき高い志操を持つべし
との事が今日の講演者のメインテーマであったと認識しました。

 但し「日本の素晴らしさも地震さえなければ」の条件付きには改めて眼が覚めまし
たが約2時間にわたる講演会の後は「山また山」の校歌斉唱で宴会に移りしばし同窓
生一同が長野高校の良き時代にタイムスリップして総会・講演会を閉じました。

 暮れなずんでいく歳末の銀座を後にして夫々の思いを胸に帰路に着きました。

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【5】 卒業30周年プレ東京大会「829」 松宇 正一(高校36回)
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 「来年はいよいよ30周年だから、その前にみんなで集まって一杯やろうか。」

 そんな話をしたのが昨年末の江戸川橋。その飲み会メンバー4人が幹事となって行
った高校36回生有志による同窓会が、去る8月29日(水)、京区の茗荷谷にて
開催されました。参加表明者は63名。当日の参加は56名でしたが、長野や松本は
もちろん、名古屋や福岡から駆けつけた参加者もいました。

 この同窓会の最大の特長は、SNS(social networking service)を使った日々
のコミュニケーションの積み上げによってその全容が形づくられたことです。

 開催日時や場所、司会進行や受付、会費など、全ての事項をSNS上で検し、決定
するというプロセスが、昨年末から当日まで繰り返されました。たがって周知も基
本ペーパーレス。招待状はありません。

キャッチフレーズは次の3点。

あくまで立ち飲みの延長!
(堅苦しくせずに)

クラスの枠は取っ払う!
(インフォーマル組織で)

新たなスタートライン!
(ゴールでもなく通過点でもなく)

 二次会では、SNSで綿密な打合せをした即席バンドの生演奏をバックに、金鵄祭
で歌った懐かしい歌から信濃の国、山また山までをみんなで熱唱。SNSで刻々と伝
わる情報に触れながらコメントを交わすことで、当日参加できなかった海外在住のメ
ンバーたちにも参加してもらうことができました。

 朝まで元気に楽しんだ三次会が終わるころには丸ノ内線が動き出します。「また今
度!」と明るく解散し、30周年の幹事に内定している小口正史君を引き続きバック
アップすることを誓い合いました。

 インターネット時代における同窓会の新しい形。先輩・後輩の皆さんのご参考にな
ればと思い、紹介させていただきました。ありがとうございます。

 (念のため申し添えると、我々36回生の30周年は来年ではなく再来年の2014
年です。お間違えのないよう。我々は思いっきり間違えましたが(汗)。)

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【6】 メルマガに御寄稿のお願い
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各期の集い、望郷記、仕事、趣味等の御寄稿をお待ちしています。

                      東京長高会連絡係
                         E-mail: info@tokyo-choukou.com

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【7】 後記
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□ 発行人 田中信義 東京長高会会長
□ 編集人 近藤英一 榎本功子 植田 啓 北村秀史
中澤公孝 篠原 徹 小林 淳 北原俊彦 (東京長高会幹事)
□ お問合せ 東京長高会連絡係 E-mail: info@tokyo-choukou.com
□ 配信停止・登録変更は、東京長高会連絡係までご連絡下さい。
□ 東京長高会HP : http://www.tokyo-choukou.com/
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